【高城校・城東/原川/明野/大東】英単語の覚え方
みなさん、こんにちは!
個別指導Growing Up高城校です。
今回は、意外と多くの生徒が抱えている悩み
「毎週英単語テストがあって、英単語を覚えているのに、試験になると単語を全然思い出せない!」
について、少しでも参考になればと思いお話をしたいと思います。
塾に通ったりすると、英語の授業をする際には必ずと言っていいほど生徒に「英単語テスト」をさせますよね。
毎週、テスト範囲をしっかり覚えてくる生徒もいれば、当日テスト直前に5分くらいでバタバタと覚えて単語テストを受ける生徒もいます。
この風景は良くも悪くも、日本では何十年も前から変わらず見られるありふれた日常、といったら言い過ぎでしょうか? 塾だけでなく、どの中学校や高校でも当たり前の日常風景のような気がします。
なぜ、一度英単語テストのための勉強で覚えた英単語を、しばらくして試験に出た時に思い出せないのか?
それは、ズバリ!
「その英単語を思い出さなくても、生きていくのに困らないと脳が判断しているから」
人間は原始時代から厳しい自然環境の中で、たくましく生き抜いてきました。その生存競争に敗れたものは淘汰され、気が遠くなるほどの勝利の積み重ねの結果、今私たちがここに存在しています。
ある場所で一度猛獣に襲われて、危うく命を落とすところだった人間は、その場所を絶対忘れないように「記憶」に刻んで、次は絶対にそこへは近づかないようにしてきたのではないかと思います。人間の脳は「忘れてはいけない命に係わる情報」は、絶対に忘れません。さらに、何度も繰り返し思い出されるものが「生きるのに必要な情報」と判断されて、記憶として定着するのです。
英単語の小テストの5分前にバタバタ覚えてテストを受け、テストでは半分くらいしか覚えてなくて不合格になっても、やり直しもせずに、今日も何とかやりすごせて良かったー!などど思っている人間の記憶に、この英単語が刻み込まれるはずはありませんよね。こんなことを繰り返していても、ただ時間と労力の無駄遣いです。
今からでも間に合います!
これからお話しするやり方に、すぐに切り替えて「脳」をフル活用しましょう!
■発音して覚える
英単語は、発音して覚えましょう。発音を通して、目で見た単語の文字情報と発音で耳に入る音声情報を一致させ、脳内で覚えている意味と結びつけることで、より長く定着しやすくなるのです。
人は文字を認識するときに、眼球が一箇所に留まって文字や単語を知覚し、その文字を頭のなかで音に変換する「音韻符号化」を行なっています。こうして文字情報をいったん脳内で音声情報に変えたあと、頭のなかの「辞書」にアクセスして、意味を認識しているのです。
ここで重要なのが、反復して発音練習をすること。それは何度も繰り返し思い出される情報が、長期的な記憶として定着しやすいためです。
■コロケーションで覚える
英単語を適切に使うためには、語と語の慣習的なつながりを知る必要があります。このつながりが「コロケーション」です。
この「コロケーション」で覚える3つのメリットは、
・より自然な英語になること。
たとえば、日本語の「大雨」。英語では “large rain” でも “big rain” でもなく、“heavy rain” と言います。コロケーションを意識づけることで、英語と日本語の慣用表現の差に気づくことができるのです。
・アウトプットの土台になること。
語と語の組み合わせが決まっているのがわかると、使うべき単語が迷いなくひとつに絞れるため、英語を口に出す(話す)瞬発力が上がるのです。
・似たような意味の語の使い分けにも役立つこと。
コロケーションで覚えることで、後ろに来やすい名詞の特徴から使い分けのヒントが得られます。
上記のように、「コロケーション」を覚えることは、より自然なコミュニケーションをするうえでも、英単語の微妙な使い分けを理解する上でも役立つのです。英単語の学習に不安や悩みを感じている生徒は、ぜひ試してみてくださいね。
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