【賀来校・個別指導・賀来小中・城南中・挾間中】円すいの表面積
こんにちは。個別指導Growing Up+賀来校です。
暑いですね。あまりの暑さに食欲不振のため、今日の夕食は教室近くの唐揚げやさんで¥1,000分買って、一人で食べることにします。
今回は高校入試や実力テストでよく出題される「円すいの表面積」についてのお話です。
円すいの表面積は
[円すいの表面積]=[底面積]+[側面積]
になります。[底面積]は円ですので
[底面積]=[半径]×[半径]× π
で求められます。π(パイ)は円周率を表します。
[側面積]はおうぎ形です。おうぎ形は円の一部になりますので、[底面積]のときと同じく元の円の公式に[中心角]/360°をかけることで出ます。
また[側面積]のおうぎ形の半径は円すいの[母線]になります。
そしてもう1点。円すいの側面積のおうぎ形に限り、
[中心角]/360°=[底面の半径]/[母線]
が成り立ちます。したがって
[側面積]=[母線]×[母線]× π ×[中心角]/360°
=[母線]×[母線]× π ×[底面の半径]/[母線] ・・・①
となります。実はこの公式は約分が発生するので、最終的には
[側面積]=[母線]×[底面の半径]× π ・・・②
になります。一部のテキストでは②で掲載されてることもあります。ただここで1つ問題が・・・。
この円すいの表面積(または展開図)の問題では「この円すいの展開図のおうぎ形の中心角を求めなさい。」という設問が出ることがあります。
②で覚えてしまっていては、[中心角]/360°=[底面の半径]/[母線]が出てこないことがあります。
なので、少し遠回りではありますが、円すいの表面積の解法としては①の式を覚えることをぜひお勧めします。(梅)